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「中国との衝突に対応、台湾は準備ができている」、 呉釗燮・外交部長

  • 25 June, 2021
  • 早田健文
「中国との衝突に対応、台湾は準備ができている」、 呉釗燮・外交部長
呉釗燮・外交部長、「中国大陸による台湾に対する軍事的な恐喝は引き続きレベルアップしており、このため台湾は発生する可能性がある軍事衝突にしっかり準備しておく必要がある」と指摘。(写真:外交部/CNA)

呉釗燮・外交部長は23日、アメリカのテレビ局のインタビューを受けた際、中国大陸の最近、頻繁に軍用機を台湾周辺に飛行させていることについて、「中国大陸による台湾に対する軍事的な恐喝は引き続きレベルアップしており、このため台湾は発生する可能性がある軍事衝突にしっかり準備しておく必要がある」と指摘しました。

中国大陸は先週、戦闘機と爆撃機を含む28機の軍用機を、台湾の西南防空識別区(ADIZ)に侵入させています。中国大陸の軍用機の飛来の規模としてはこれまでに最も大きなものとなりました。

これについて、呉釗燮・外交部長は、「我々は台湾の政策決定レベルとして、いかなる危険も冒してはならず、しっかりと準備をしなければならない。中国が台湾に対する武力による統一を放棄しないと言い、しかも台湾の周辺で軍事演習を繰り返すのであれば、我々は彼らが言うことはウソではないと信じたい」と語りました。

呉釗燮・外交部長は、「台湾は中国との統一を受け入れることはできない。香港の状況は、世界で唯一、中国語を使用する民主政治体制の地位を持つ台湾の主権を守ることが、いかに重要かをさらに際立たせている」「台湾はすでに民主国家となっている。大部分の人があることにノーといえば、その人々の声を無視できる政治指導者はいない」と指摘しました。

最近の香港情勢については、「いわゆる香港版国家安全法によって、香港の民主運動が抑圧されている。この法律は、当局が国家の転覆、分裂を図る、および外国勢力と結びつくと認定した場合、罪に問うことができるものであり、それを利用して報道の自由を侵害し、民主活動家、反政府活動家が監禁されている」と指摘し、香港の状況を見ると、現代の悲劇だということができると語りました。

呉釗燮・外交部長は、「台湾人民は、現状の維持を希望している。それには、総統、議会を選挙で選ぶこと、独立した軍隊を持つこと、そして自らビザとパスポートを発行する権力を持つことが含まれる。現状とはまた、中華人民共和国の管理または統治を受けないことが含まれる」と指摘しました。そしてに、「台北は台湾海峡の平和の実現に努力したい。中国の指導者に対して、共に手を取り合い、永続的な平和共存の目標を実現しよう」と呼び掛けました。

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