新型コロナの流行はいまだ世界中で深刻で、ワクチン接種は各国の優先事項となっている。そんな中、台湾の友好国・パラグアイの衛生当局が台湾のワクチン開発大手、聯亜生技開発(UBIアジア)とワクチン100万回分の購入契約を結んだと発表した。パラグアイは、16日に台湾の聯亜生技開発(UBIアジア)と共に研究開発を行っているアメリカの企業Vaxxinityと契約を結び、聯亜生技開発(UBIアジア)のワクチンが台湾の衛生福利部の緊急使用許可(EUA)を獲得すればこの契約は正式に発効。そうすればパラグアイは世界で初めて聯亜生技開発(UBIアジア)のUB-612ワクチンを獲得した国のひとつとなる。
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新型コロナの流行はいまだ世界中で深刻で、ワクチン接種は各国の優先事項となっています。
南米で唯一、中華民国と外交関係を結ぶパラグアイでは現在60歳から85歳の高齢者への接種が始まったところです。
パラグアイ在住の台湾人、謝さん
「パラグアイは、新型コロナが広がり始めたときに、国境を封鎖した。(今は緩くなって)午前零時からの6時まで、外出制限があるだけで、ほかの店は全て開いている。スーパーも全て通常営業している。彼らはとても楽観的で、今は先を争ってワクチンを接種している。」
ワクチン接種が広がる中、不足させるわけにはいきません。
パラグアイの衛生当局は17日、パラグアイ政府がパラグアイに駐在する台湾の韓志正・大使立会いのもと、台湾の聯亜生技開発(UBIアジア)のアメリカパートナー企業と100万回分の新型コロナウイルスワクチンの購入契約を結んだと発表しました。
韓志正・大使によると、聯亜生技開発(UBIアジア)とアメリカのパートナー企業は、5月にパラグアイで契約前会談を行っており、準備は万端、あとは時期を待つだけとなっていた。聯亜生技開発(UBIアジア)のワクチンが台湾の衛生福利部食品薬物管理署の緊急使用許可(EUA)が得られれば、この契約は正式に発効し、パラグアイは世界で最初に聯亜生技開発(UBIアジア)のUB-612ワクチンを獲得した国となると説明しました。
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である中央感染状況指揮センターの陳宗彥・副指揮官は、
「台湾の国産ワクチンメーカー二社にはそれぞれに独自の計画とハンドリングを持っており、彼らに説明させる」としています。
しかし、聯亜生技開発(UBIアジア)は、緊急使用許可(EUA)が得られる前に対外的な説明はできないとコメントを控えています。
パラグアイの感染状況は落ち着いてきてはいるものの、重症者の病床はいまだひっ迫しており、台湾のワクチンが友好国の困難を乗り越える助けとなればと期待をしています。
なお、パラグアイのメディアは、パラグアイ駐在大使の談話を引用して、聯亜生技開発(UBIアジア)は、パラグアイと契約を結ぶ前、ブラジル、ペルー、エクアドルとも契約を結んだと報じています。
(編集:中野理絵/王淑卿)