台湾では21日、新型コロナウイルスの域内感染者が75人増え、5月19日、台湾全域を対象に感染症警戒レベル第3級が発令されて以来の最低を記録しましたが、死者は20人増加と、依然として二桁を維持し、改善が見られません。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の陳時中・指揮官は、死亡者数は、新規域内感染者数が減少に転じて一、二週間後に改善が見られる見通しを示しました。
台湾で5月19日、全域を対象に感染症警戒レベル第3級が発令されて以来、新規域内感染者数は、毎日三桁に上っています。6月21日、初めて二桁の75人になりました。そのうち、男性が35人、女性が40人です。年齢層は、5歳未満から80代までです。地域別で見た場合、北部・新北市が38人と最多、次は台北市の22人、桃園市の5人という順です。
21日時点では、台湾における新型コロナウイルスの感染者数は、1万4080人、そのうち、域外感染者は1165人、域内感染者は1万2862人、死者は569人です。死者のうち、562人は台湾での感染によるものです。
「中央感染状況指揮センター」の陳時中・指揮官は21日午後の定例記者会見で、最近、域内感染者数が著しく減少したため、国民も気を緩めているようだが、「ちょっとリラックスしてもいいが、防疫対策を緩めてはいけない」と、マスクの着用や個人環境の消毒の徹底を呼びかけています。