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新規域内感染者4日連続200人以下に、陳時中・指揮官「やや落ち着いてきている」

  • 16 June, 2021
  • 中野理繪
新規域内感染者4日連続200人以下に、陳時中・指揮官「やや落ち着いてきている」
台湾の新型コロナの感染状況がやや落ち着きを見せており、中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官は「感染状況は減少傾向にあり、いい方向に向かっている」とした。また現在実施されている防疫警戒レベル3級について、6月28日以降、段階的にもしくはエリアごとに引き下げるかどうかについては、いかなる可能性も排除しないとした。(写真:RTI)

台湾の新型コロナの感染状況は、今日(16日)の新規域内感染者は167人と、4日連続で200人を下回り、やや落ち着きを見せている。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官は、感染状況は減少傾向にあり、いい方向に向かっているとした。現在実施されている防疫警戒レベル3級について、6月28日以降、段階的にもしくはエリアごとに引き下げるかどうかについて、陳時中・指揮官はいかなる可能性も排除しないとした。

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台湾の新型コロナの感染状況がやや落ち着きを見せています。今日16日の新規域内感染者は167人で、4日連続で200人を切りました。死亡者は18人でした。

台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部である中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官は、感染状況は減少傾向にあり、いい方向に向かっているとしました。

陳時中・指揮官は、

「検査日、発症日にかかわらず、やや減少傾向にある。ただ、この数日の最終の症例数はまだ確認できないが、全体の傾向を見ると比較的いい方向に向かっている。しかし、まだ安心してはいけない。引き続き注意が必要だ」と語りました。

専門家の中には、6月28日以降、一部の県市では防疫警戒レベルを3級から引き下げる可能性があり、台湾全土で警戒レベルをそろえる必要はないと考える人もいます。

陳時中・指揮官は、指揮センターでは常に感染状況を観測・分析しており、段階的またはエリアごとでレベルを下げたりするかどうかについては、いかなる可能性も排除せず、専門家の間で広く討論するとしています。

この他、世界の多くの国でインド型変異株の感染が高まり、欧米では封鎖解除の時期を延長しており、専門家は台湾も逃れられないのではないかと心配しています。

指揮センターの莊人祥・広報担当は、台湾では4月、5月に海外からの輸入感染例として3例インド型変異株が入ってきているが、国内案件ではない。現在、台湾内で流行しているのはイギリス型変異株だと説明しました。

現在の台湾の感染状況やワクチン接種率の低い状況の中、入境後14日間の自宅隔離期間満了後、検査で陰性であれば一律で解除するのか?との質問に対し、陳時中・指揮官は、専門家会議でこのことは大きな論争となっており、指揮センターは専門家の決定を尊重するとしました。

陳時中・指揮官

「隔離完了かどうかについて、自宅隔離もしくは強制隔離期間終了後、再度、検査が必要かどうか、現在も専門家会議で大きな論争となっている。提出された関係科学的根拠をもとにさらに検証を進め、専門委員会の観点を尊重したいと思う。」

一方で、イギリスがアストラゼネカワクチン接種の1回目と2回目の接種間隔を12週から8週へと減らしたことに感心が集まっています。

指揮センターの莊人祥・広報担当は、イギリスの衛生当局は6月中旬、ワクチンはイギリス型変異株とインド型変異株の効果の比較では、アストラゼネカワクチンは1回の接種、2回の接種にかかわらず、両方の変異株に対する効果があるとしていると語りました。

最近、イギリスで感染が広がっており、学者の中には、もし7月までに感染拡大が抑えられなければ、再びパンデミックになると予測していて、そのことからおそらく2回目のワクチン接種までの期間を縮めたのではないかとしています。

指揮センターでも専門家に、ワクチン流通量と流行ウイルス株の状況をもとに、接種戦略の調整を話し合うことを求めています。

陳時中・指揮官は、イギリスは1回目のワクチン接種率が一定の水準に達しており、2回目の接種率を早期に高めることを期待して時間を短縮するという戦略をとっている。各国とも実際の状況に応じて自身の公衆衛生対策を調整しているとしています。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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