12月27日に稼働許可が満期になる、第2原子力発電所の1号機は、燃料池の貯蔵量が不足していることから、12月27日まで稼働することのが困難です。台湾電力は、6月下旬にも稼働停止になると予測しています。台湾の原子力発電所の発電機が満期まで稼働できないのは、初めてです。
その稼働停止により、台湾では、電力が80万キロワット不足することになると予測されています。この80万キロワットは、約夏季の電力供給予備率の2.5%を占めています。
台湾電力は、7月の電力使用率のピーク時に備え、民営の発電所(IPP)、嘉恵発電所(嘉義県民雄郷)が50万キロワットを発電できる発電機を増設することと、太陽光発電で補うと発表、それに加えて、年次点検を受けている大型発電機ももうすぐ復帰できるため、電力の供給には影響を来たさないと見ています。
5月は、気温が高くなったのと、産業のニーズが高まったため、台湾における電気使用量は、相次いで記録を更新しています。5月27日に3802.2万キロワットというこれまでの最高を記録したほか、翌日も3840.1万キロワットで再度記録を塗り替えました。
カウントダウンの段階に入っている、第2原子力発電所一号機の稼働停止、および7月にやってくる電力使用率のピーク時を控え、電力の供給の安定維持は大きな試練になると考えられています。