交通部(日本の国土交通省に類似)の林佳龍・前部長(=交通相)らが資金を募って日本から購入する医療用隔離装置、組み立て式の簡易陰圧装置ブース(陰圧ブース)第一陣10セットが10日夜6時2分、台湾北部の空の玄関口、台湾桃園国際空港に到着しました。
台湾における新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、医療現場の逼迫状況が伝えられています。交通部の林佳龍・前部長は、自分の発起によって2019年5月18日に設立された「財団法人台中市光合教育基金会」と共に、組み立て式の陰圧ブースを寄付する募金活動を行い、2日間だけで5000万台湾元(約1億9800万日本円)を募りました。この5000万台湾元は、組み立て式の陰圧ブース20セットの購入と関連の輸送料に使われます。

林佳龍・前部長におりますと、これらの組み立て式陰圧ブースは、集中治療室として利用することも可能です。日本の複数の病院も発注しましたが、台湾はそれを必要としていると聞きますと、「先に台湾に譲る」と言ったということです。
林佳龍・前部長は、各界が一致団結して新型コロナウイルスに向き合い、共に第一線でウイルスと戦う医療従事者の強力な後ろ盾になるよう呼び掛けています。
なお、残りの組み立て式陰圧ブースは、今月末にも台湾に到着し、重症患者を収容する新型コロナウイルス対応の専用病院46ヶ所と感染エリアの病院に提供される見通しです。