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感染者増加傾向、対策本部:コロナ規制を継続

  • 03 June, 2021
  • 曾輿婷
感染者増加傾向、対策本部:コロナ規制を継続
台湾における新型コロナウイルスの新規域内感染者数は、再び増加を見せている。3日には新規域内感染者が364人、域外感染者が2人、追加・修正感染者が219人、累計感染者数が585人増えた。死亡者が新たに17人増加し166人に。年齢は40代~90代だった。

台湾における新型コロナウイルスの新規域内感染者数は、再び増加に転じています。3日には新規域内感染者が364人、域外感染者が2人、追加・修正感染者が219人、累計感染者数が585人増えました。死亡者が新たに17人増加し166人になりました。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部、中央感染状況指揮センターの陳時中・指揮官は2日の記者会見で、コロナの感染状況はまだ改善されておらず、ここ数日はさらに緊密に監視する必要があると話しました。

陳時中・指揮官は、「きょう追加・修正感染者はまた増えた。これは通報の手続きの簡略化により、スピードが速くなったからか、それとも本当に感染者が増えているのか、ここ数日には緊密に感染状況を監視する」と話しました。

陳時中・指揮官によりますと、人流抑制対策が功を奏し、新規域内感染者は一度減少しましたが、ここ数日再び増えました。過去14日間に実施されている第三級の感染予防対策と市民の協力により、感染状況は比較的落ち着いているとはいえ、決して気を緩めてはいけないと呼びかけました。

なお、6月14日に期限を迎える、防疫警戒レベル第三級の延長可能性と、第二級への引き下げについて、陳時中・指揮官は、「防疫警戒レベル第三級の条件を満たさなくなったから、すぐに第二級に引き下げることはない。感染状況が収拾がつかなくなるから。指揮センターは感染状況を慎重に見極め、随時調整する」と説明しました。

陳時中・指揮官は、「防疫措置をいつ緩和するかについては、まだもう少し観察する時間が必要だ。ただ各国の経験から見ると、かんたんに制限を緩めたら、防疫対策に対する疲労感により反発が起き、または感染状況の好転を祝う人が現れるなどの事態が発生する。どれもコロナの感染状況を収拾のつかない状況に陥れてしまう。だから我々は慎重に決断すべき」と話しました。

また、3日に出た新たな死亡者17人は、40代から90代です。指揮センターの統計によりますと、今回の感染における重症患者数と比率は上昇し続けています。4月20日から6月3日まで、合計8309人がコロナに感染し、そのうち16.8%、1399人が重症です。60歳以上の患者3141人のうち、985人が重症、重症化率はおよそ31.4%です。

政府が第三級の感染予防対策で、コロナの感染拡大を抑えようとしていますが、専門家はワクチン接種こそ、解決策であるとの見方を示しています。陳時中・指揮官は、「世界各国の経験から見ると、ワクチンの接種率が2割に達すると、効果が現れる。4割以上になると、さらに効果が上がる。接種率が6割に達している国は、コロナの感染状況をうまくコントロールしている。指揮センターは、今年10月までに、一回目の予防接種を受けた人を全人口の6割に引き上げることを目標としている」と話しました。

しかし、ワクチン不足は、大問題、いつ来るかも分かりません。指揮センターはすでに2日から、コロナワクチン接種可能な医療施設の増加、コミュニティにおけるワクチン接種ステーションの増設、ワクチン接種の予約プラットフォームの設置など、3方面にわたって、大規模なワクチン接種計画を進めでいるということです。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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