ことし5月の台湾では猛暑のため電力需要が急増しています。そのうち、27日には、ピーク時の電力使用量が過去最高を更新しました。
こうした中で、現在、台湾全土で4機の発電機がメンテナンスに入っており、また、第二原子力発電所の1号機が6月中旬に運転を停止して廃止されることから、今後、電力不足が発生するのではないかとの懸念が広がっています。
これについて、台湾電力は28日、民営発電所である嘉恵発電所の第二期がすでにフル稼働しており、また協和発電所の4号機が、第二原子力発電所1号機が運転を停止する前に稼働する予定で、さらにグリーンエネルギーによる発電も引き続き成長していることから、第二原子力発電所1号機が運転を停止することによって減少する発電量を補充することが可能だと説明し、メンテナンスに入っている発電機が稼働を再開するまでも、電力の安定供給を確保できると強調しました。
台湾では、本来なら梅雨に入る5月に雨が降らず、猛暑となっています。また、新型コロナウイルス感染の影響で外出を控えて自宅で過ごす人が多く、さらに景気の好調で生産活動が盛んになっているため、電力需要が急増しています。27日には、ピーク時の電力使用量で過去最高となる3802万キロワット時を記録しました。
こうした中で、協和、大潭、興達、大林の4つの発電所で、それぞれ発電機1機が定期メンテナンスに入っており、稼働を停止しています。
台湾電力では、28日のピーク時の電力使用量は3800キロワット時で、電力供給にどのくらいの余裕があるかを示す予備率は7.71%だったと推定しています。