モデルナ製の新型コロナウイルス・ワクチン15万回分が28日午後、台湾に到着しました。このワクチンは、ルクセンブルクのルクセンブルク-フィンデル空港から、中華航空(チャイナエアライン)の航空機で輸送されました。
これまで台湾に輸入された新型コロナウイルス・ワクチンはすべてアストラゼネカ製で、モデルナ製のワクチンが輸入されたのは今回が初めてです。この15万回分のワクチンは、台湾が調達する予定のモデルナ製の505万回分のうちの一部です。
台湾の感染症対策本部「中央感染状況指揮 センター」は、このワクチンは、2週間以内に検査を完了し、コロナ感染者と接触する医療関係者などに接種すると説明しています。
また、6月末までにモデルナ製とアストラゼネカ製のワクチン、合わせて200万回分が台湾に到着する予定だということです。
外交部は、新型コロナウイルス・ワクチンの公平な取得を目的としたグローバルな取り組みである「COVAX」、および製薬会社との直接の交渉を通じて、ワクチンの獲得を進めていると指摘しました。
また、台湾の首相に当たる蘇貞昌・行政院長は、政府が調達したワクチンは納品中であり、台湾製ワクチンの開発も順調に進んでいると表明しました。蘇貞昌・行政院長は、どのワクチンも、国家の厳しい試験を経て、安全性と有効性を確保しなければならないと強調しました。
「中央感染状況指揮センター」の指揮官である陳時中・衛生福利部長によりますと、ワクチンの調達状況については、8月末までに1100万回分を確保できる見込みだということです。