台湾の大手航空会社、中華航空(チャイナエアライン、略称:華航)の乗組員の宿舎で、隔離施設でもあった、台北ノボテル桃園国際空港ホテルの集団感染が10日、さらに拡大しました。
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の指揮官を兼務する、衛生福利部(=日本の厚労省に類似)の陳時中・部長(=大臣)は10日午後の記者会見で、台湾での感染が確認された症例が10日に4例増加、そのうち、一例は、感染源調査中だと発表しました。
台湾での感染が確認されたのは、台北ノボテル桃園国際空港ホテルのシャトルバスの運転手である感染者番号1186、およびこのほど感染が確認された、感染者番号1105のパイロットの妻(感染者番号1199)と子ども(感染者番号1200)です。
感染源が調べられているのは、感染者番号1187の中華航空(チャイナエアライン)の40代の男性パイロットです。
関連性が確認されている、中華航空(チャイナエアライン)と台北ノボテル桃園国際空港ホテルにおける集団感染が発生して以来、すでに35人の感染が確認されました。市中への感染拡大が懸念されています。
新たに感染が確認された中華航空(チャイナエアライン)のパイロット、感染者番号1187は、感染が確認される前、台北市内のホテルのレストランや有名な店などに行ったことがあるため、陳時中・指揮官は10日、市中への影響に憂慮を示しています。
陳時中・指揮官は、「感染源調査中の感染者番号1187は、台湾で感染した可能性が高いと思う。しかし、やはりゲノム解析の結果を待ってから説明したほうが妥当だ」と説明しました。