アメリカのCIA=中央情報局は先ごろ、2021年世界出生率予測を発表、台湾は最低の出生率との予測だった。元外交官の劉仕傑氏は、CIAの報告は世界的に信頼度が高い。政府は解決方法を早期に打ち出す必要があると語り、台湾の若者にとって、子供を産まないという4つの大きな理由は「高い不動産」、「高い物価」、「低賃金」、「公立の託児施設の不足」だとし、政府は少子化対策オフィスを設けてはいるが、実際には緊急のニーズに応えられていないと、政府に迅速な対応を呼びかけている。
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アメリカのCIA=中央情報局は先ごろ、2021年世界出生率予測を発表しました。それによると、上位5位は全てアフリカの国が占めており、出生率の低い5位は全てアジアの国が占めていました。さらに、台湾は最も低く、平均出生率はわずか1.07と予測されています。
22歳の李さんは、月収30,000台湾元(日本円およそ116,000円)の一般の会社員です。貴重な休日もゆっくりすることなく、母親に付き添われ、資格試験の準備と、スキルを磨いています。
彼氏との関係も順調ですが、自身の夢の実現が結婚して子供を産むことよりも重要だと感じています。
李さん
「夢があっても結婚して子供が生まれたら子供のために生活が変わる。」
まだ結婚していない若者たちの悩みは山のようにあります。
李さん
「彼氏から、結婚したら家に住むかと聞かれたことがあるが。私の性格は家に留まりたくない。子供が生まれたら、あとは寝室も絶対別にする。」
時代力量国際部の主任で元外交官の劉仕傑氏は、台湾の少子化は、「不動産の高さ」、「物価の高さ」、「低賃金」、「公立の託児施設の不足」、この4つが大きな問題だと指摘しています。
劉仕傑氏
「4つの問題は互いにリンクしている。政府は少子化対策オフィスを設立したが、問題の解決には効果を発揮していない。中でも不動産の高さは若い人たちをとても苦しめている。」
子供を持つ若いお母さんたちも、妊娠後、体型が変わるのは別にいいけど、子育てにはお金もかかるし、自分の時間が持てないと話しています。
「検討するけど、産むとは限らない」
政府の補助の問題だけでなく、若い人たちの心の中には乗り越えなければならないハードルがいくつもあるようです。
(編集:中野理絵/王淑卿)