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台湾初の写真博物館開館、写真芸術の新たな道標

  • 20 April, 2021
  • 曾輿婷
台湾初の写真博物館開館、写真芸術の新たな道標
「国家撮影文化センター台北館」の前身は、日本統治時代に建設された「大阪商船株式会社台北支店」。日本の著名な建築家・渡辺節氏が設計し、1937年に落成した鉄筋コンクリート造りの現代的な建物。地下一階、地上3階建てで、2階と3階には展示室、多目的スペース、オフィスエリアなどがある。(写真:国家撮影文化センター台北館のフェイスブックファンベージより)

台湾初の国家レベルの撮影と写真博物館、国家撮影文化センター台北館が4月19日に開館セレモニーが行われ、20日より正式に一般開放された。これにより、台湾の撮影と映像芸術が新たなマイルストーンに到達した。

「国家撮影文化センター台北館」の前身は、日本統治時代に建設された「大阪商船株式会社台北支店」。日本の著名な建築家・渡辺節氏が設計し、1937年に落成した鉄筋コンクリート造りの現代的な建物。地下一階、地上3階建てで、2階と3階には展示室、多目的スペース、オフィスエリアなどがある。

戦後、国民党政府が台湾に拠点を移してきた後、1946年に公営の台湾航業公司が「大阪商船株式会社台北支店」に入居し、それを「台航ビル」に改名。1958年に台湾航業公司は、それを台湾省公路局に譲渡したため、「公路ビル」に改称され、2002年にはさらに「交通部公路総局」に改名された。2013年からは文化部の管轄下になり、文化資産局と台湾博物館はそれを「撮影文化センター」の基地として、修復・管理していた。今は台湾美術館が管理している。

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台湾初の国家レベルの撮影と写真博物館、国家撮影文化センター台北館が4月20日より正式に一般開放されました。19日に行われた開館セレモニーには、文化部の李永得・部長、同センターの運営管理機関・国立台湾美術館の梁永斐・館長、撮影家の荘霊さんが参加しました。

「国家撮影文化センター台北館」の前身は、日本統治時代に建設された「大阪商船株式会社台北支店」。地下一階、地上3階建てで、2階と3階には展示室、多目的スペース、オフィスエリアなどがあり、今後は台湾の撮影・映像技術の新たな拠点となります。

文化部の李永得・部長は挨拶で、国家撮影文化センター台北館の設立について、歴代の文化部長の支持に感謝するほか、特に撮影業界と、これまで数年間、撮影文化センターの設立に力を入れた国民の皆様に感謝すべきと話しました。

李永得・部長は、「撮影とは、瞬間を永遠に残すこと。写真家の鋭い洞察力を通じて、当時の社会と時代の様子を永久に保存する。これは芸術だけではなく、歴史の記録でもある」と強調し、「今後、国家撮影文化センターは保存、普及、そして世界と足並みを揃える役割を果たす」と宣言しました。

李永得・部長は、「資料の収集、芸術家の激励、作品の研究、そして所蔵品の宣伝などは、国家撮影文化センターにとって非常に重要なことだ。国家撮影文化センターが今後、博物館としての役割を果たし、台湾の写真史の研究、推進、構築において貢献してほしい。文化部も必ずそれを支援する」と話しました。

ベテラン写真家の荘霊さんは、「各界と政府の努力のおかげで、台湾の写真家と写真の作品がやっと『家」があった」と述べ、国家撮影文化センターの組織としての位置づけをもっと明白に、十分な経費と人力で同センターを支援すること、民間団体との共催で大型の写真芸術博覧会を開催すること、他の地域で分館を多く設置し、台湾の映像文化の発展を全面的に促進すること、写真業界と芸術産業の学者に展覧会の企画と研究の協力を要請することなど、いくつかの意見を提案しました。

荘霊さんは、「国家撮影文化センターでの展覧会は、歴史的脈絡を紹介するほか、現代の写真芸術の表現と、その実際の成果も取り上げてほしい」と呼びかけました。

国家撮影文化センターの運営管理機関・国立台湾美術館の梁永斐・館長は、同センターは将来、写真芸術の専門組織として、写真芸術を展示、アピールすることを使命とする。台湾を深く耕すと同時に、世界に目を向けると話しました。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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