台湾は過去56年来、最も深刻な水不足に直面しています。16日時点では、農業面での損失はすでに5億台湾元(約日本円19億円)に達しています。
行政院農業委員会の統計によりますと、3月の高温と水不足は、台湾各地の農家に大きな損失をもたらしています。各県と市のうち、損失が最も多かったのは、台湾南部・屏東県です。屏東県はマンゴーの生産地として有名です。今ちょうどマンゴーの開花期に当たります。灌漑用水に問題はありませんが、高温と水不足は、マンゴーの開花状況に影響を及ぼしています。今年、屏東県産のマンゴーは20%減産し、損失額は台湾元3億元(約日本円11.5億円)に達すると予測されています。被害を受ける面積は1845ヘクタールに達し、およそ屏東県におけるマンゴーの作付け面積の53%に相当するということです。
農糧署の姚志旺・副署長によりますと、屏東県産のマンゴーは、主に内需市場に提供されています。台湾におけるマンゴーの生産量全体の30%から40%を占めています。台湾におけるマンゴーの最大の生産地は、屏東県ではなく、南部・台南で、マンゴーの生産量全体の60%から70%を占めています。輸出も台南産のマンゴーが主流です。今のところ、台南のマンゴーは、順調に成長しており、水不足の影響を受けていないので、輸出には影響が出ないだろうということです。