アメリカのバイデン大統領に近いドッド元上院議員の訪問団は15日、台湾の与野党の立法委員との座談会に出席しました。
この座談会には、最大野党・国民党から蒋万安・立法委員、陳以信・立法委員が出席しました。蒋万安・立法委員はこの中で、アメリカ側が関心を示している「92年コンセンサス」について、国民党が討論を続けている新しい解釈として、次のように語りました。
蒋万安・立法委員は、「第一に、『92年コンセンサス』は『1国2制度』とは違うものであり、国民党は『1国2制度』に強く反対する。第二に、『92年コンセンサス』は確かに存在したことがあり、過去の両岸交流の基礎だ。第三に、『92年コンセンサス』は現在、多くの人々から受け入れられておらず、新しい具体的で実行可能性のある解釈を提出できるか、国民党内部で討論を続けている」と説明しました。
座談会に出席していた与党・民進党の羅致政・立法委員はこれについて、アメリカ側は確かに座談会で国民党の「92年コンセンサス」に対する立場について質問し、出席した国民党の立法委員も自らの主張を弁護するため、かなりの時間を割いて討論したと説明しました。
また、同じく座談会に出席した無所属の林昶佐(リン・チョウサ)立法委員によりますと、国民党は座談会で一貫して「92年コンセンサス」の論述を弁護しましたが、民進党からの参加者はいずれも、「92年コンセンサス」はここ数年、台湾の選挙で中国大陸に対する姿勢として重要なテーマになっているが、台湾が支持していないのは明白であり、国民党がどのような論述を行っても、台湾の人々とは異なっていると強調したということです。