交通部民用航空局(民航局)が、国内線の航空機が雷雨や台風の日に離着陸する場合の基準を検討している。トランスアジア航空のプロペラ機、ATR72型機を使用したGE222便は7月23日夜に離島の澎湖で墜落、48人が犠牲になった。事故発生時は台風が去ったばかりだったため、悪天候にもかかわらず旅客機を離着陸させたと批判する。
民用航空局によると、現在、台湾の空港における離着陸の基準はいずれも国際的な基準を用いている他、航空機の機種に応じて滑走路視距離や離着陸の手順が決められており、管制塔は気象の情報を提供して離着陸の判断は機長が行うことになっているということ。民用航空局はしかし、今回の事故を受けてさらに見直す姿勢で、11日に航空業者を集めて新たな基準について話し合った。
民用航空局では、雷雨や台風について特別な基準を設ける考えで、どのような雷雨、どのような台風の下で制限を設けるかについては航空会社の意見を参考にするとしている。トランスアジア航空では、事故後、台風の日に着陸する際の滑走路視距離を民用航空局の基準の倍に引き上げている。