アメリカのバイデン大統領に近いドッド元上院議員の訪問団は16日午前、台湾での訪問日程を終えて帰国の途に就きました。
この訪問団は、ドッド元上院議員のほか、元国務副長官のアーミテージ氏と、同じく元国務副長官のスタインバーグ氏の合わせて3人から成る非公式訪問団で、14日午後に台湾に到着していたものです。バイデン政権誕生後、非公式ながら初めての台湾への訪問団として注目を集めました。
一行は、蔡英文・総統、蘇貞昌・行政院長と面会したほか、与野党の立法委員と面会し、意見交換を行いました。
この中で、蔡英文・総統との会見では、ドッド元上院議員はバイデン大統領の古くからの友人として、バイデン大統領からのメッセージを伝え、「アメリカの台湾との関係に対する約束は変わらない」と語りました。
蔡英文・総統は15日夜、一行を官邸に招き、食事を共にしました。この会食には、台湾側から頼清徳・副総統、李大維・総統府秘書長、顧立雄・国家安全会議秘書長、貿易交渉を担当する鄧振中・行政院政務委員、呉釗燮・外交部長、邱国正・国防部長などが同席しました。
蔡英文・総統は、この中でバイデン政権が就任以来、引き続き台湾を強く支持する立場を示し、また台湾関係法制定42周年に当たって、訪問団を台湾へ派遣し、民主台湾に対する強固な約束を再び示したことに対して、感謝を表明しました。また、将来、台湾とアメリカの双方が既存の良好な協力関係を基礎として努力を続け、協力・パートナーシップ関係を強化し、共同でインド太平洋地域の平和・安定と繁栄・発展を守ることに期待を示しました。
この会食で、双方は地域情勢、新型コロナウイルス感染状況、経済・貿易協力、双方の国内の政治・経済情勢などについて意見を交換しました。