新型コロナにより1年延期となっている東京オリンピックが7月23日の開幕まで100日のカウントダウンに入った。蔡英文・総統は13日、台湾南部・高雄市の左營にあるナショナルトレーニングセンターへ向かい、選手を激励するとともに、オリンピックでの好成績を期待した。また、教育部体育署へ、防疫対策をしっかり取り組み、選手の健康と安全を守ることが最優先だと呼びかけた。
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東京オリンピックに備え、台湾の選手らは3月から台湾南部・高雄市にあるナショナルトレーニングセンターで集中訓練を受けています。選手たちを激励するため、蔡英文・総統は13日、潘文忠・教育部長、張少熙・体育署長、中華オリンピック委員会の林鴻道・主席、東京オリンピック代表団の蔡辰威・総代表らを伴い、ナショナルトレーニングセンターを訪れ、「2020東京オリンピック100日前」イベントに参加しました。
蔡・総統は、選手のトレーニングの状況を視察し、選手やコーチを激励するとともに、国民に「神隊友行列(応援隊)」に参加して強い支持を表明するよう呼びかけました。
蔡・総統は、昨年から新型コロナの影響により、国際大会の多くで様々な不確定要素があった。選手は海外で試合する際にはしっかりとした防護や隔離に耐えなくてはならなかったと指摘。
しかし、みんなしっかりと頑張ってくれた。それだけでなく、これまでのように全力で素晴らしい成績を獲得し続けたとし、選手らの努力を高く評価しました。
蔡・総統はまた、台湾の女子バドミントンのエース、戴資穎(タイ・ツーイン)選手ら、バドミントン選手たちはいくつもの検査を通過し、タイでチャンピオンに輝いた。これには台湾のバドミントンファンたちは大興奮した。努力を惜しまないすべての選手たち、闘志を見せてくれたコーチ、すべての台湾の人に勇気を与えてくれたことに政府を代表して感謝を伝えたいと語りました。
蔡・総統はさらに、ナショナルチームの制服を身に纏うことは大きな責任を伴うため、政府はナショナルトレーニングセンターの関連設備を継続的に改善するなど、皆さんに十分な支援を提供する必要がある。このほか、プロのチームサポートやエリート選手に合わせたトレーニングプログラムをたてる「ゴールドプラン」も打ち出し、東京オリンピックへ備えるとしています。
また蔡・総統は、教育部体育署に、しっかりと防疫対策を行い、選手やコーチの健康面での安全を優先することを忘れないよう呼びかけました。
蔡英文・総統
「開催までカウントダウンの段階に入った。私は最後まで皆さんをサポートする。すべての国民も皆さんのために応援していると信じている。選手の皆さんそれぞれが自身を越え、素晴らしい成績を生み出すことを祈っている。」
メダル争いが注目される李智凱)選手、戴資穎選手、鄭兆村選手もベストを尽くすと語りました。
李智凱選手
「本当に長い間備えてきた。オリンピックの場にまた戻るのを楽しみにしている。会場でのひと時ひと時をかみしめ、皆さんがくれた希望と力で会場で光を放ちたい。」
戴資穎選手
「この100日間、試合に出場せず、オリンピックの準備に専念する選手が多くいると思う。しかし、このような状況の下、逆に試合に臨む際のコンディションを調整しにくくなる。でも、出発する前、みな準備を整えて全力で当たるだろうと信じている。」
鄭兆村選手
「試合は、いいタイミング、いい環境、いいサポートなどすべての要素がマッチすることが必要だ。今回は、子供が生まれたことで家族の大きなエネルギーを受け、試合ではより大きな力を発揮したいと思う。」
予定通りであれば、第31回東京オリンピックは7月23日に開幕します。現時点では、台湾はアーチェリー、射撃、卓球など9種目、31人の参加資格を得ており、引き続き、陸上競技、テニス、バドミントン、重量挙げなど13種目でオリンピック出場権をかけて戦っています。
(編集:中野理絵/王淑卿)