日本が福島第一原子力発電所の汚染水を近く海に放出すると伝えられています。外交部は12日、日本駐在の台北駐日経済文化代表処(駐日本大使館に相当)を通じて日本に関心を示すと共に、その進ちょく状況に対する理解を深めています。外交部は、台湾が日本と原子力関係の情報交流に関する覚書を交わしたため、日本側が何らか変化を加えようとするなら、事前に台湾に知らせるべきだとしています。
福島第一原子力発電所の事故から10年、増加を続けている汚染水の処分問題に注目が集まっています。日本政府は、近くこれらの汚染水を海に放出することを決めると伝えられています。
野党第一党・国民党の立法委員は、外交部が国際記者会見を開き、日本に抗議を表明するかとの質問について、立法院での答弁に立つ外交部の田中光・次長は、「汚染水を海に放出する問題は、台湾のみならず、日本の漁業者も高い関心を示している。外交部はすでに日本駐在の出先機関、『台北駐日経済文化代表処』を通じて日本に関心を示し、関連作業の進ちょく状況に対する理解を深めている。日本は、汚染水の処分方法について最終決定を下しておらず、13日に会議を開く予定だ」と答えました。
田中光・次長は、台湾が日本と2014年に「台湾日本原子力安全規制情報交換覚書」を交わした。そのため、日本が汚染水を海に放出するなら、事前に台湾に知らせるべきだとしています。