台湾と、太平洋に位置する国交樹立国パラオとの「トラベルバブル(両国が新型コロナ対策を講じた上で隔離なしで相互渡航を認める旅行パターン)」第一陣123人が4月1日に出発、4日夜に帰国しました。帰国後、これらの旅客はまず、5日間の強化版自主健康管理を経て9日から11日まで規定に基づいてPCR検査を受けました。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の荘人祥・報道官は12日、検査の結果を発表し、パラオツアーに参加した旅客100人はすべて陰性反応だったと明らかにしました。
これを受けて、「中央感染状況指揮センター」は、パラオから帰国後、5日間の強化版自主健康管理を免除し、14日間の一般の自主健康管理だけにすることを検討しています。「中央感染状況指揮センター」の指揮官を兼務する、衛生福利部(日本の厚労省に類似)の陳時中・部長(=大臣)は、最終決定を下すということです。
なお、タイ政府は、経済振興を図るため、10月1日から水際対策を緩和する方針です。新型コロナワクチンの接種を受けた海外の観光客がタイの有名な観光スポット、プーケット(Phuket)、クラビ(Krabi)、パンガー(Phang Nga)、チェンマイ(Chiang Mai)、パタヤ(Pattaya)などを訪れた場合、隔離措置が免除されます。2022年元旦から、新型コロナワクチンを接種した海外の観光客は、隔離なしでタイを訪れることが出来るということです。
タイから「トラベルバブル」の相互実施について打診を受けたことがあるかについて「中央感染状況指揮センター」の荘人祥・報道官は、パラオは安全だから他の国も安全だとは限らない。タイとの「トラベルバブル」について、まだ観光局から関連資料を提供されていないと答え、タイとの「トラベルバブル」の実施を否定しました。