馬英九・総統が、台湾経済の先行きを憂い、野党は議事ボイコットをやめるよう呼びかけた。昨年、中国大陸と締結した台湾海峡両岸サービス貿易協定は立法院で承認されない状況が続いている。関連法案の審議を野党がボイコットしているためで、馬・総統は11日、こうした行為は台湾経済の未来の発展に著しく影響するものだと心配した。
馬・総統は、米「ウォールストリートジャーナル」が先ごろ社説で、「台湾は自ら落伍していく」と述べたことは問題を明確に指摘したとし、自由化や国際化、両岸の協力は大きな趨勢であることがわかると強調した。
馬・総統はそして、与野党はともに協力し、理性的かつ実務的な態度で地域経済の統合と世界の貿易自由化という厳粛な議題に向き合おうと呼びかけた。馬・総統は、「中国大陸との経済貿易関係はすでに存在する事実だ。今になって投資するな、資金を引き上げろ、あるいは中国大陸とは貿易をしないなどとは言えない。それは我々の損になるだけだ。台湾は中国大陸だけでなく、どこに対しても開放していくと知らせていくことで将来の損害を減らせる」と述べた。
馬・総統は、野党が立法院の議長席を占拠して議事を妨害する暴力的な行為はやめて、皆が協力して台湾を前進させるよう訴えた。