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台湾在来種「食卓のダイヤモンド」、10年内量産目指す

  • 08 April, 2021
  • 曾輿婷
台湾在来種「食卓のダイヤモンド」、10年内量産目指す
行政院農業委員会林業試験所は先月30日、台湾南部・高雄市六亀で発見された「白トリュフ」の新種「小西氏石櫟トリュフ」と、その人工栽培技術の開発成功を発表した。10年以内に量産を実現する見通し。 「小西氏石櫟トリュフ」は、2019年に発見された「深脈トリュフ」に次ぎ、台湾で正式に発表された二番目の在来種「白トリュフ」だ。

行政院農業委員会林業試験所は先月30日、台湾南部・高雄市六亀で発見された「白トリュフ」の新種「小西氏石櫟トリュフ」と、その人工栽培技術の開発成功を発表しました。10年以内に量産を実現する見通しです。

「小西氏石櫟トリュフ」は、2019年に発表された「深脈トリュフ」に次ぎ、台湾で正式に発表された二番目の在来種「白トリュフ」となります。林業試験所の職員が2018年に、高雄市六亀研究センターの「多納の森」の中で発見しました。発見当時はコニシガシ(小西氏石櫟)の根圏に寄生していることから、小西氏石櫟トリュフと命名されました。その後、林業試験所は「多納の森」を中心に、高雄、台湾南部の屏東、東部の台東の同じ標高の山間部で調査を行いましたが、ようやく2020年に、台東県の利嘉山道で小西氏石櫟トリュフの第2の生息地を発見し、直径0.1センチから3センチの子実体17個掘り出しました。

林業試験所の曾彦学・所長は、「トリュフ探しには主に訓練された犬や豚が使われるが、台湾は現在人力に頼っている。もしも将来発展性があればと、私達は今実験を行っている。深脈トリュフも小西氏石櫟トリュフも、実験を通して量産し、市場に出回ることが可能になる」と説明しました。

世界的に有名な白トリュフは主にイタリア、フランス、オーストリアなどのヨーロッパの国で生産されています。ここ5年、台湾の白トリュフの年間輸入量はおよそ210トンです。また、台湾で発見された白トリュフは、ヨーロッパ諸国の白トリュフとは違う香りがします。

林業試験所の傅春旭・研究員は、「台湾産のトリュフは、比較的に淡い香りがする。花の香りだったり、バラの香りだったりする。人はみんな感性が違うから、ヨーロッパ産のトリュフと比較する必要はない。それぞれに特色がある。白トリュフの栽培において、百年以上の歴史のあるヨーロッパと比べると、台湾はかなり遅くスタートしたけど、今後は適地適作を通して、駆け足で追いついていくことができるかもしれない」と話しました。

現在、台湾産の白トリュフ「深脈トリュフ」は、政府から業者への技術移転を通して、研究と開発が進んでいます。林業試験所は「小西氏石櫟リュフ」が食品工業での応用に前向きな態度を示し、およそ8年かけて子実体になるまで栽培し、10年以内に量産を実現すると予測しました。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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