高雄市の爆発事故現場で大雨による浸水が広がっていることから、中央政府が国軍の救援を強化する。台湾南部・高雄市では爆発事故後の処理が始まったばかりのここ数日、大雨が続き、道路にできた陥没部分が川のようになっている他、排水機能が損なわれたため事故現場付近の道路が冠水、一部家屋は浸水する事態に。
行政院の孫立群・スポークスマンは11日、向こう数日間はまだ豪雨が降る恐れがあるとし、行政院災害防止救助オフィスが全面的な動員体制をとっていることを明らかにした。内政部、経済部、交通部、国防部などが随時雨量を監視し、前倒しで対応する。すでに17台の排水ポンプを現場に投入、さらに他の自治体と交渉して20台を待機させているという。
孫・スポークスマンはまた、国防部に対し、国軍兵士を増派して事故現場付近の住民に協力するよう指示したと述べた。また、浸水などで衛生面の問題も心配され、デング熱の流行を防ぐための消毒も行う。行政院は衛生福利部の職員を高雄市に派遣して、デング熱の発生をあらかじめ押さえ込む考え。