日本の菅義偉首相が4日、台湾問題について、「日米で連携し、抑止力を維持する中で平和的に台湾・中国で解決できる環境をつくっていくことが大事だ」と指摘しました。また、台湾をめぐる情勢は「日本にとって重要だ」と強調しました。
台湾のメディアは5日、日本の時事通信社の報道を引用して菅義偉首相の談話を報じています。菅首相は4日、アメリカのワシントンで16日に開催される日米首脳会談で議題となる見通しの台湾問題に言及した際、以上のように述べました。
台湾のメディアの報道によりますと、アメリカのバイデン政権内では、中国が台湾に侵攻する台湾有事への懸念が高まっています。菅義偉首相は、台湾有事が安全保障関連法で規定する「存立危機事態」に該当するかについて質問された際、「仮定のことに私の立場で今答えることは控えたい」と明言を避けたということです。日本の存立が脅かされる同事態の認定は、集団的自衛権行使を可能にする前提条件の一つです。