多くの死傷者を出した台湾鉄道の特急列車太魯閣号の脱線事故を受け、交通部(日本の国土交通省に類似)の林佳龍・部長(=大臣)が辞意を表明しました。
2日に発生したこの列車脱線事故で50人が死亡、202人が負傷しています。交通部の林佳龍・部長は4日深夜、フェイスブックに投稿し、蔡英文・総統と蘇貞昌・行政院長に辞意を表明した。災害救助が一段落したら、責任をとって交通部長を辞任すると明らかにしました。
林・交通部長は5日早朝、事故現場に向かい、災害救助の進ちょく状況を視察すると共に、災害救助に参与したすべての関係者、ボランティア、医療従事者に謝意を表明しました。その際、林・部長は辞任を認めました。
林佳龍・交通部長は、「事故発生直後にただちに責任をとると言った。すでに蔡・総統と蘇・行政院長に辞意を表明した。責任をとるというは、政治責任だけではなく、事後対策の責任もある。このたびの事故の影響を最小限にとどめるべきだ。在任中、最後まで、災害救助、線路の復旧などすべての事後対策を全う。個人の去就は現在重要ではない」と述べました。
林佳龍・部長は、すでに交通部に対して、単一窓口を設置して、精神面のケアを含めて、死傷者の家族に協力して善後策を講じるよう指示したと明らかにしました。
なお、蘇貞昌・院長は5日、林・交通部長の辞任問題について、現時点災害救助と線路の復旧が最重要だ。責任問題についてまだ討論していないと明らかにしました。