3月3日に韓国から運ばれてきたイギリスのアストラゼネカ社製の新型コロナウイルスワクチン第一陣は、22日から台湾全域の医療機関58ヶ所で接種が始まりました。
ワクチンの安全性を示し、国民を安心させるため、行政院(=内閣)の蘇貞昌・院長(=首相)と衛生福利部(日本の厚労省に類似)の陳時中・部長(=厚生相)が率先して接種を受けました。
22日午前7時40分、蘇貞昌・行政院長は、陳時中・部長に伴われて国立台湾大学附設病院に到着、ワクチンの接種を受けた後、30分の観察を経てから報道陣のインタビューを受けました。
蘇・行政院長は、「先ほど予防接種を受けた。注射を受けたところは全然痛くない。先ほど30分休んだ。今体調が非常にいい。筋肉痛なんか全然ない」と説明しました。
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の指揮官を兼務する陳時中・部長は、「気のせいだろうか、予防接種を受けた後、背中の筋肉がちょっと痛くなった」とコメントしました。
アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人に出血、血栓、血小板数低下が見られ、アストラゼネカ製のワクチンの安全性を疑問視する声が上がっています。
これについて対策本部の専門家諮問チームの召集人である張上淳・医師は、専門家諮問チームは、アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの予防効果がリスクより大きいとの判断を下したと明らかにしました。