台湾で水不足がさらに深刻化しており、半導体製造への影響が懸念されています。
台湾は世界の半導体の重要な生産地となっており、数社の主要メーカーが集中しています。ところが、現在、台湾は数十年で一度という、水不足に見舞われています。
蘇貞昌・行政院長はこれについて12日、立法院での答弁で、「このことから見て、台湾のハイテク産業がいかに重要なものであるかが分かる。また、水、電気を不足させてはならないことが分かるはずた。そのようなことが発生すれば、海外からも心配されることになる。政府は、電力供給の安定、水不足の解消に努めており、現在、すでに成果が表れている」と語りました。
蘇貞昌・行政院長は、次のように語りました。「3年前にすでに井戸を掘り、また水道の共同パイプラインの完成を加速し、海水の淡水化施設などを穿設している。台湾では昨年、56年振りに台風が上陸しなかったため、水不足が深刻になっている。こうした時、政府の早め早めの対応と努力の成果を見ることができる。相当な程度、水不足を緩和している」。蘇貞昌・院長は以上のように語っています。
ただし、蘇貞昌・院長は、水不足を乗り切り、水を長く使えるようにするため、市民に節水を呼び掛けています。
一方、王美花・経済部長は、「経済部はすでに給水制限を行っている。新竹から台中にかけての地区で、現在、給水制限を実施しており、今後、気象状況を見て、それ以外の措置を実施する。5月末まで生活用水と産業用水の供給が持ちこたえられることを願っている」と語りました。また、水不足が台湾の半導体製造に影響を与えることになるかどうかについては、半導体産業は「台湾の得意分野であり、経済部は供給の継続を守る」と指摘しました。