2011年3月11日に日本で発生した東日本大震災から10年。日本の台湾における大使館に相当する「公益財団法人日本台湾交流協会」と「台湾日本人会」の共催による「東日本大震災10年追悼感恩会」が11日午後に台北で行われました。
追悼感恩会には、日本の台湾駐在大使に相当する、「日本台湾交流協会」台北事務所の泉裕泰代表、台湾日本人会の木原武志理事長が出席したほか、日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」の古屋圭司会長、日本台湾交流協会の大橋光夫会長もビデオメッセージを送りました。
台湾からは対日本窓口機関「台湾日本関係協会」の邱義仁・会長、同協会の郭仲煕・秘書長ら政府要人が出席しました。出席者は、東日本大震災が発生した台湾時間午後1時46分(日本時間午後2時46分)に1分間の黙祷をささげ、犠牲者に花を手向ける儀式を行いました。

日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰・代表は、挨拶の中で、震災で亡くなられた方々に哀悼の意を表すると共に、当時日本に支援を与えた台湾にも重ねて謝意を表明しました。
泉裕泰・代表は、「台湾の方々は震災のその日から今日に至るまで、ずっと日本を支え、励ましてくれました。10年前、私たち日本人は、台湾の方々からの心からの思いやり、温かな支援の手に触れ、台湾という友人がすでに日本に寄り添ってくれていたことを改めて知ったのです」と述べ、東日本大震災をきっかけに日台の絆がより深まったと紹介しました。
泉代表は、「震災から10年目のこの日、是非とも台湾の皆様と心を一つにし、被災地の復興、そして人々の悲しみが少しでも早く癒えることを心から祈りたいと思います」と締めくくりました。
一方、「台湾日本関係協会」の邱義仁・会長は、あいさつの中で、「震災発生後、日本の人たちが列を作って秩序よく支援物資を受け取るシーンは、今でも忘れられない。過去10年、日本の方は、苦痛、心の葛藤、苦難を経てきたが、依然として笑顔で未来を迎えている。台湾人はみなこの精神に感服、感動している」と、日本人の不屈不撓の精神を称えました。
邱・会長は、また、「10年過ぎ去った。日本の国民は、機会があるたびに、感謝を述べている。台湾は日本の友人になることが出来て非常に幸せだと思う。台湾と日本の友情は、末永く続く、強固なものになると信じている」と、両国の友好関係の増進に自信を示しました。