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蔡・総統、中国の台湾産パイン輸入一時停止を批判

  • 26 February, 2021
  • 王淑卿
蔡・総統、中国の台湾産パイン輸入一時停止を批判
中国税関総署が25日、「(台湾)海峡両岸農産品検疫検査協力協議」というプラットフォームを通じて台湾に3月1日から台湾産パイナップルの輸入を一時停止すると通達してきた。台湾産パイナップルは、昨年2020年、新型コロナウイルスのパンデミックにもかかわらず、輸出量は4万5621トンに達している。そのうち、97%が中国に輸出された。中国への輸出が出来なくなることは、台湾のパイナップル農家に大きな影響を来たすことが懸念されている。(写真:CNA)

中国税関総署が25日、「(台湾)海峡両岸農産品検疫検査協力協議」というプラットフォームを通じて台湾に3月1日から台湾産パイナップルの輸入を一時停止すると通達してきました。台湾のパイナップルから複数回、害虫の「パインアップルコナカイガラムシ」が検出されたからだということです。

蔡英文・総統は26日、フェイスブックに投稿し、中国が急な通知という形で、一方的に台湾産パイナップルの輸入を一時停止すると決めたことは、正常な貿易政策ではないとして、それを強く非難すると共に、すでに行政院農業委員会(日本の農林水産省に相当)のトップである陳吉仲・主任委員に、早急に対策をとって農家を支援するよう指示したと明らかにしました。

行政院農業委員会によりますと、中国は昨年3月から5月の間、農業委員会に台湾産パイナップルから「コナカイガラムシ」を検出したと通知しました。中国に輸出される台湾産パイナップルの品質を確保するため、農業委員会は、昨年10月19日から農家が輸出を申請する際、包装工場の資料の添付を義務付けると共に、輸出品を栽培する果樹園への指導と輸出前の検疫措置も強化しました。その後、中国に台湾産パイナップルを5121トン輸出しました。一度も中国から不合格の通知を受けていないということです。

農業委員会は、この点から強化策が奏功したことが伺える。しかし、25日急に中国の通知を受けた。これは国際貿易における倫理規範に合わないとして不満を表明しました。

陳吉仲・主任委員は、中国にも「コナカイガラムシ」の病虫害がある。国際規範に基づけば、海外に輸出されたパイナップルから「コナカイガラムシ」が検出されれば、現地で除去されることが出来ると指摘、中国が一方的に台湾産パイナップルの輸入を一時停止する決定を理解できないと述べました。

なお、台湾産パイナップルは、昨年2020年、新型コロナウイルスのパンデミックにもかかわらず、輸出量は4万5621トンに達しています。そのうち、97%が中国に輸出されました。次は日本への2%、香港への1%です。中国への輸出が出来なくなることは、台湾のパイナップル農家に大きな影響を来たすことが懸念されています。

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