旧正月期間中、親戚らと食事をするとき、時々お酒を飲まされることがあります。台湾の衛生福利部国民健康署は、各種のお酒の勧め方に対する台湾の人たちの考え方を理解するため、このほどインターネットにおけるビッグデータを使って分析を行い、5日に分析の結果を公表しました。
それによりますと、最も歓迎されていないお酒の勧め方の一位は、「じゃんけんに代表される拳遊びをやらされること」。ここでいう拳遊び、拳遊戯は、台湾では、「酒拳」と呼ばれています。二位は、「酔うまで飲もうという意味の『不酔不帰』」、三位は、「一口だけでいい」です。この三つの勧め方が一番嫌われています。
以下、「一緒に飲まないと契約にサインしない」、「こっそりお酒を注いでくれる」、「乾杯の連続で飲みきれない」、「すぐタクシー、または代行運転を呼ぶという」、「イッキ飲みを強要される」、「杯いっぱいにお酒を入れていわゆる『表面張力』の実験をする」、「お酒を飲まないこと=私を見下げること」という順になっています。
衛生福利部国民健康署は、国民健康政策、コミュニティの国民の健康、国民の栄養状態の管理と関連政策の推進・執行を担う政府機関です。国民健康署によりますと、世界保健機関(WHO)は、飲酒には安全の量なんかない。量が少ないと言っても発がんリスクがあると警告を発しています。
それに加えて、台湾の半数に近い人口は、アルコールを代謝する酵素、「アセトアルデヒド脱水素酵素」に欠けており、お酒を飲むとすぐ顔が赤くなります。これは、がんと認知症を罹患するリスクを高めるため、お酒を飲まないほうがいいということです。
今年の旧正月は7連休。国民健康署は、国民に対してソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の確保を呼びかけると共に、この期間中、飲酒とお酒を勧めることを避け、親戚の健康自主権を尊重して出来るだけお酒の代りにお茶を使うよう促しています。どうしても飲まなければならない場合、出来るだけ飲む量を減らして病気になるリスクを下げるようアドバイスしています。