2月12日は旧暦の元日。旧正月の7連休の3日目。台湾にも元日に初詣にいく習慣があります。12日天気がいいので、景勝地などに遊びに行く人も少なくありません。
旧暦の元日にはいくつかのタブーがあります。
お粥を食べてはいけない。
お粥を食べたら、この一年、出かけるとき、雨に晒される恐れがあるから。お粥は貧乏人の食べ物。旧暦の元日にお粥を食べると、貧しい生活を強いられるかもしれない。
掃除とゴミ捨てをしてはいけない。
家の幸せを一掃する恐れがあるから。どうしても箒を使わなければならない場合、埃などを外に掃きだしてはいけず、必ず外から中へと、埃などを家の中に集めるのがルール。金運や好運を家に残すため。
はさみや針、糸などを使わない。
うっかりすると、金運をカットするかもしれないから。
旧暦の元日にうっかりしてお碗やお皿などを壊したら、赤い紙で破片を包んで「歳々平安(年々平穏無事でありますように)」というめでたい四文字を口にしながら、それを仏壇に供えて悪い運勢を変える。破片は標準中国語では「砕片」という。「歳」と「砕」の発音が同じ。「砕」を「歳」に変えて悪い運気から抜け出したいわけ。
旧暦の元日に昼寝をしてはいけない。
昼寝をすると、怠けるようになるから。台湾最大の方言、台湾語には「初一早、初二早、初三睏到飽」という言い方がある。これは、「旧暦の元日に早起き、二日目も早起きしなければならないが、三日目は飽きるまで寝ていい。」という意味。旧暦の元日には、初詣や新年の挨拶などがあって忙しい。二日目はお嫁に行った女性が、夫と子どもに伴われて実家に戻って父母に新年の挨拶をする日で忙しい。三日目は、ネズミの嫁入りの日で、早く寝て台所をネズミに明け渡さなければならないという。
洗濯をしてはいけない。
旧暦の元日と二日目は、水を司る神様の誕生日だそうだ。そのため、この二日間に服なんかを洗ってはいけない。
などなどタブーがたくさんありますが、縁起を担ぐものやふだん家事に追われている女性を休ませるものが多いようです。