新型コロナの感染拡大に対する危機感が高まっていることや、春節の帰省ラッシュに備え、交通部は、1日から、公共交通機関にさらに厳しい防疫対策の実施を打ち出したほか、7日間にわたる春節連休期間に、初めて「台9線蘇花公路山區路段改善計畫(台9線蘇花公路山間部区間改善計画、略称:蘇花改、蘇花公路改善計画実施区間)」の路肩を利用して「長距離バス専用車線」を開放する。最高で1時間もの時間の節約になると予測している。さらに、東部限定の優待を組み合わせ、市民がさらに多く利用し、時間とお金を節約して欲しいとしている。
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春節(=旧正月)の連休がきょう2月10日に始まりました。しかし、新型コロナの感染拡大に対する危機感の高まりから、市民は公共交通機関を利用する人が減り、自身で運転をして帰省をしたり旅行に出かけるのではないかとされ、台湾の東エリアを走る国道5号線や「台9線蘇花公路山區路段改善計畫(台9線蘇花公路山間部区間改善計画、略称:蘇花改、蘇花公路改善計画実施区間)」の大渋滞の悪夢が繰り返されるのではないかと懸念されています。
そこで交通部は、長距離バスの優待サービス実施を延長するほか、初めて台湾東部限定の優待サービスを追加。さらにはこちらも初めて蘇花公路改善計画実施区間で「長距離バス専用車線」を設けることとしました。
優待サービスは、旧正月2日から4日にあたる、2月13日から15日の期間、4人組であれば、長距離バスの往復乗車券と、観光バス台灣好行(タイワン・トリップ)の宜蘭・花蓮・台東の現地体験プランのセット券を購入しているか、現地の合法宿泊施設に宿泊をすれば、そのうちの1名分の長距離バス代が無料となります。
また、帰りの際に、台灣好行(タイワン・トリップ)のセット券、もしくは現地の宿泊証明を提示するとさらに200台湾元の割引も受けられます。
このほか、全長38キロの蘇花公路改善計画実施区間のうち、およそ7割にも達する26.7キロで春節期間の混雑期間は特別に「長距離バス専用車線」を設けます。制限速度は50キロと、通常は70キロの道路では厳しく制限しますが、それでも混雑のピーク時では最高で1時間の時間短縮になるとしています。
林佳龍・交通部長
「特定の時間に蘇花公路改善計画実施区間の路肩を開放する。観光バス、長距離バスは走行可能だ。大体40分から60分の時間を節約することができると予測している。さらには、乗車券の優待も設けている。台北~花蓮線のチケットは往復で1人400台湾元。それを4人で乗れば1人分無料となる。」
「長距離バス専用車線」だけでなく、台湾の道路などを管理する公路総局も、蘇澳や和中、崇德エリアといった、蘇花公路改善計画実施区間以外の合計16キロの区間でも「長距離バス優先車線」を実施します。
これにより、「長距離バス」を利用して宜蘭・花蓮・台東へ向かうと時間もお金も節約でき、さらには去年の大渋滞の悪夢からも逃れることができると、多くの市民に利用して欲しいと呼びかけています。
(編集:中野理絵/王淑卿)