旧正月を迎え、年越し料理に欠かせない水産物への需要も増加しています。ところで、水産物を楽しむと同時に、それに含まれているマイクロプラスチックも一緒に体内に取り込まれています。
国際的な環境保護団体「グリーンピース」がこのほど、初めて台湾人の水産物消費状況と飲食習慣に関する調査を行ったところ、水産物を食べる習慣のある、19歳から65歳の台湾人が、1人あたりの年間水産物消費量はおよそ60キロということがわかりました。それらの水産物を通して、年間およそ1万6300個のマイクロプラスチックを摂取しています。
「グリーンピース」のプロジェクトマネージャー、唐安さんは、「今回の調査を通して、台湾人が毎年水産物を通して摂取したマイクロプラスチックの量は、およそ1万6300個に達することがわかった。この数字を重量に変えれば、およそプラスチックストロー1本に相当している」と説明しました。
「グリーンピース」によりますと、マイクロプラスチックは有害物質を吸着し、人の健康に危害を与えています。
唐安さんは、「マイクロプラスチックには環境の中の毒素を吸着する特性を持っている。例えば、可塑剤、ビスフェノールAなどの毒性は、人体の内分泌と免疫系の働きを邪魔する」と説明しました。
唐安さんは、マイクロプラスチックの含有量を減少する抜本的な方法は、自然環境の中のマイクロプラスチックを減少することだと強調しました。グリーンピースは脱プラスチック政策の対象を、テイクアウトとデリバリーの飲食店に拡大し、プラスチック製品の再利用を推奨するよう呼びかけています。使い捨てプラスチック製品の使用量を減少してはじめて、マイクロプラスチック汚染の問題を解消することができるのだということです。
(編集:曾輿婷/王淑卿)