まもなく春節(旧正月、今年の2月12日は旧正月の元日)─。人材紹介会社の「人力銀行」は1月29日、企業の年末ボーナス調査結果を発表した。調査を受けた企業が今年支給する年末ボーナスの平均は月給の1.18か月分で、この8年で最低となった。またこの1年、各業界の景気は両極化しており、年末ボーナスも自然と両極化する結果となっている。金融業は今年、最も年末ボーナスの支給に積極的で、IT業界は平均1.42か月分と大盤振る舞いとなっている。一方、新型コロナの影響を最も受けたサービス業は、たとえ支給するとしてもその金額は最も低く、平均は1か月分にも満たないという。
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もうすぐ春節(旧正月)がやってきます。サラリーパーソンが最も楽しみにしている年末ボーナスのシーズンです。
人材紹介会社「人力銀行」は1月29日、企業の年末ボーナスに関する調査結果を発表しました。
調査によると、今年は新型コロナの影響により、社員が集まって美味しい料理を楽しむ忘年会を中止とした企業も少なくないものの、年末ボーナスについては、調査を受けた86%の企業が支給するとしています。これは昨年と比較してやや増えていますが、ボーナスの金額は24%を超える企業が減らしたと語っており、平均でわずか1.18か月分と、この8年で最低となっています。
またこの1年、各業界の景気は両極化しており、年末ボーナスも自然と両極化する結果となっています。
業種別でみると、今年、年末ボーナスを支給する割合が高いのは金融業で、調査を受けた企業のうち、94%以上の企業が支給するとしています。これは昨年、台湾の株価が過去最高値を更新したことや、新型コロナによって保険の販売が好調だったことが要因です。
保険業スタッフのWinnieさん
「去年の業績は上がった。それぞれもちろん成長の仕方は違うが、私に関してはおよそ2倍の成長だった。」
昨年のIT業界は、リモート商機や新興技術の応用拡大の恩恵を受け、業績が上がったことから、今年の年末ボーナスは平均1.42か月分と、最も高くなっています。
新型コロナによる影響を受けた観光や飲食などの産業では、給与のカットやシフトの減少に直面し、今年、サービス業では年末ボーナの支給に消極的で、平均金額も最も低い、0.9か月分となっています。
発券システム担当の顔さんは、去年の10月から無給休暇、給与カットが行われていて、今年の年末ボーナスはありません。
顔さん
「去年はあった。以前は、安定していた時は(年末ボーナスは)ずっとあった。今年はちょっと特別で全くない。実は発表される前からみんなわかっていた。」
「人力銀行」によると、調査を受けた人のうち、82%のサラリーパーソンがまだ年末ボーナスをもらっておらず、28%の企業が旧正月の「春節休暇」の前日にようやく支給するとしています。
(編集:中野理絵/王淑卿)