日本の麻生・副総理兼財務大臣は29日、参議院での答弁で、台湾の新型コロナウイルス対策について、「中華民国」の早め早めの対応を評価すると発言しました。
これは、日本の最大野党である立憲民主党の森裕子・参議院議員の質問に対する答弁の中で語ったものです。
中華民国台湾と外交関係のない日本の閣僚である麻生副総理が、なぜ「中華民国」との用語を使ったのか、意図は分かっていません。
森裕子・議員が、新型コロナウイルス感染対策について台湾の状況を質問したのに対して、麻生・副総理は、「私が知っているところでは、馬英九政権の退任後、すでに政権が交代している。馬英九氏は国民党で、極めて親中的な人だ。私は、恐らく経済的な要因に基づくと考えているが、そのため当時、台湾は中国大陸と非常に近かった。その後、民進党が政権に就くと、そのような関係はなくなった。少なくとも、感染が伝わると、台湾はほとんど鎖国に近い方法を採用し、中国大陸との往来を断絶した」と指摘した上で、「私は最近の状況ははっきり知らないが、中国大陸は台湾にとった最大の貿易パートナーであり、中華民国が去年1月に中国大陸との往来を断絶したと聞いた時、非常に驚いた。それは、中国大陸の人たちがウイルスを持ち込む前に行った早め早めの対応であり、私は、これは非常にすばらしいと考えている」と語りました。