台湾北部・桃園市にある衛生福利部桃園病院(部立桃園病院)におけるクラスター(集団感染)がさらに拡大しました。新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」は30日午後2時に臨時記者会見を開き、30日、海外での感染(域外感染)が確認された患者が新たに6人増え、台湾での感染(域内感染)が確認された患者が新たに4人増えたことを明らかにしました。
30日に見つかった新規域内感染者4人のうち、一人が死亡しました。台湾で新型コロナウイルスの感染によって死亡した人が出たのは、8か月ぶりです。これで死者は累計8人となりました。
死亡したのは、感染が確認された部立桃園病院の看護師(感染者番号863)の同居家族の女性(80代、感染者番号907)です。907例目は、腎臓病、糖尿病、高血圧、心臓病などの慢性疾患があり、1月28日に食欲不振、倦怠感、発熱などの症状が現れ、29日は症状が改善されていなかったことから、ウイルス検査を受け、陽性反応が出ました。29日深夜に亡くなりました。台湾で昨年5月11日以降、再度新型コロナウイルス感染症による死者が出ました。
30日に確認された新規域内感染者の内訳は、部立桃園病院の看護師(感染者番号863)の同居家族である、907例目、909例目、910例目、および部立桃園病院の退院患者889例目が病院を受診した際の接触者だった908例目(別の病院を受診した母の付き添い。889例目との接触時間はわずか20分間)です。
そのうち、感染者番号863の看護師の同居家族864例目、865例目も感染が確認されたため、家庭内のクラスター(集団感染)だと判断されました。