2月12日は旧正月の元日に当たる。行政院農業委員会(日本の農水省に相当、略称:農委会)が25日に発表したところによると、成長促進剤・ラクトパミンを使用する米国産豚肉の輸入解禁により、国産の豚肉の値段が高騰し、昨年旧正月前に比べて15%以上も値上がりした。農業委員会は、消費者のニーズを満たすため、旧正月前、国産豚の供給量を例年より10万頭増やすと発表した。
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2月12日は旧正月の元日に当たります。台湾の農業、牧畜業、漁業などの所轄機関、行政院農業委員会によりますと、旧正月の人気果物、インドナツメや茂谷ミカン(マーコットオレンジ、アメリカ・フロリダ州から導入した品種)などの供給量は、過去5年同じ時期の平均を上回っています。ポンカン、タンカン、および花は例年並みです。野菜の供給量は、過去の水準を下回るものの、キャベツの収穫量がこれからの一、二週間に増える見込みなので、消費者のニーズを満たすことが出来ます。
水産物の供給量は過去5年同期より多い上、値段もお手頃です。旧正月の人気水産物、マナガツオ、マルコバン、バナメイエビも十分な供給が確保できるということです。
台湾が今年1月から、成長促進剤・ラクトパミンを使用するアメリカ産豚肉の輸入を解禁したため、国民が輸入豚肉の安全性を懸念しています。輸入品の検査・管理に関する情報を示す衛生福利部のIFIシステムによりますと、輸入豚肉が台湾で市販されている豚肉に占める割合は、、昨年の平均10%から5%に減少しました。国産の豚肉に対する需要が増加したため、ここ数週間、国産豚の競り売り価格が値上がりを続けています。旧正月前2週間の価格を昨年同期と比べると、およそ16%高くなったということです。
これに対して、農業委員会は25日、消費者のニーズを満たすため、旧正月前の供給量を例年より10万頭増加すると発表しました。
農業委員会の陳吉仲・主任委員は、「旧正月に備え、豚肉の需要がさらに高まるため、豚の供給量を増やした。台湾糖業公司、中華民国養豚協会、台湾冷凍肉工業同業組合の協力により旧正月前に70万頭の豚を市場に出すことができ、例年よりも多かった。需給バランスの調整、合理的な価格の安定維持により、農家に一定の収入をもたらすことは、行政院農業委員会の責務だ。」と説明しました。
中華民国養豚協会の楊杰・理事長によりますと、国産豚肉の価格は、年に二回ピークを迎えます。一回目は毎年の11月末から旧正月前、二回目は旧暦5月5日、端午の節句から、旧暦の7月15日の「中元節(中元祭り)」前後までの間です。最近は穀物の値上がりにより、餌のコストが徐々に上がっていますが、まだ豚肉の価格に反映されていません。現在豚肉の価格は、およそ600グラム台湾元5元から10元高くなっています。これは旧正月の需要を受け、業者が腸詰、ハム、バラ肉の燻製などの豚肉製品を作るため、豚肉を大量に購入したのが原因で、正常で合理的な値上がりだということです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)