台湾では、24日に台湾での感染が確認された新型コロナウイルスの新規感染者が2人増えました。一人は台湾北部・桃園市にある衛生福利部桃園病院(部立桃園病院)から退院した患者(感染者番号889)、もう一人は、この患者の介護をする同居家族(感染者番号890)です。この病院での集団感染による感染者はすでに15人に達しています。
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の指揮官を兼務する、衛生福利部(日本の厚労省に類似)の陳時中・部長(=大臣)は、24日午後6時過ぎに開いた臨時記者会見で、1月6日から1月19日までの期間、部立桃園病院から退院した患者、その同居者、介護者、感染者番号889が医療手当を受けた際の接触者らは、1月24日からすべて14日間の隔離対象者となり、隔離期間14日間満了後、ウイルス検査を受ける必要があると明らかにしました。
関連の隔離対象者は5000人に近いとみられています。
部立桃園病院における院内感染は、1月12日に明らかになったもので、24日時点では、医師、看護師、患者、患者の同居家族を含め、すでに15人の感染が確認され、4世帯が影響を受けています。
24日に感染が確認されたのは、感染リスクが低いとされる「緑区(グリーンエリア)」に入院していた患者とその介護者だったため、「中央感染状況指揮センター」は、24日から「緑区(グリーンエリア)」を感染リスクの高い「紅区(レッドエリア)」に改め、すべての接触者を隔離対象者にしました。
部立桃園病院の集団感染者について、14日間の隔離が終わったらウイルス検査を受ける必要があるほか、さらに7日間の自主健康管理が求められます。
なお、医療機関が警戒を高めるよう促すため、対策本部は、1月6日以降、部立桃園病院の救急外来を受診した患者、およびその関連医療従事者のデータをすべて健康保険カードのクラウドシステムにアップロードし、これらの人たちを自主健康管理対象にしています。