台湾の超党派立法委員(国会議員)団体、「第10期立法院台日交流聯誼会」が20日に発足しました。この超党派議員団体の発足は、台湾と日本の友好関係に対する台湾の国会の重視を示していると受け止められています。会長を務める立法院(国会)の游錫堃・院長(国会議長)は、平等・互恵を通じて緊密かつ堅実な同盟関係を築き、共にアジア太平洋地区の繁栄と発展を促進していくよう期待を示しました。
立法院では日本の国会との交流を強化し、台湾と日本との実質的な関係をさらに増進させるため、第9期立法委員(2016年から2020年まで)就任後、過去10年の努力成果を基礎に、立法院の政治団体「台日交流聯誼会」と「台湾與日本国会議員友好協会」を合併して立法院「台日交流聯誼会」として再スタートしました。
昨年1月11日に選出された第10期立法委員から成る「第10期立法院台日交流聯誼会」の会長は、游錫堃・立法院長、副会長は、与野党がそれぞれ出した代表が務めています。20日の発足大会には、歴代の立法院長、王金平氏と蘇嘉全氏は、名誉会長として出席したほか、台湾の対日本窓口機関「台湾日本関係協会」の邱義仁・会長と日本の対台湾窓口機関「公益財団法人日本台湾交流協会台北事務所」の泉裕泰代表(=大使)ら国内外の政府要人と立法委員も出席しました。
日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」の古屋圭司会長は、ビデオメッセージを通して祝意を表明、台湾と日本との連携強化、台湾、日本、アメリカの国会議員らが定期的に会合を行い、地域の安全と連携を促進するよう呼びかけました。
游錫堃・立法院長は、あいさつの中で、古屋圭司会長の呼びかけに呼応する形で、今後も台湾の国会議員の力を結集して「日華議員懇談会」との連携を強化し、各分野における台日関係の増進に力を入れると約束しました。
両国の国会の交流について、游錫堃・院長は、泉裕泰代表の協力の下、さらに深くてさらに広範囲な実質的な往来と交流が実現できるよう期待を示すと共に、日本の国会議員と内閣の閣僚は、新型コロナウイルス収束後、台湾、そして立法院を訪問し、共に両国の友好関係強化のために努めるよう希望を表明しました。
泉裕泰代表は、第10期「立法院台日交流聯誼会」に参加した立法委員は95名いる(台湾の国会には113議席ある)。これは、日本と台湾の友好関係の強化は、党派を超える主流派の意見だということを示している。この点は日本でも同じだ。台日関係の強化は双方の共通理念だ。正式な外交関係のない台湾と日本にとって国会議員の交流は非常に重要なことだとの見方を示しました。
なお、同「聯誼会」に参加した立法委員95人のうち、与党・民進党の立法委員が57人、野党第一党・国民党が29人、時代力量が2人、台湾民衆党が5人、台湾基進が1人、無所属が1人です。
副会長は、与党・民進党の邱議瑩・立法委員、野党第一党・国民党の陳玉珍・立法委員、民衆党の蔡壁如・立法委員、時代力量の陳椒華・立法委員です。