台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」の指揮官を兼務する、衛生福利部(日本の厚労省に類似)の陳時中・部長(=大臣)は16日午後10時に臨時記者会見を開き、台湾での感染が確認された、いわゆる「域内感染者」がもう1人増えたことを明らかにしました。
この新規感染者は、12日に感染が確認された、台湾北部の某病院の医師(累計感染者数838人目、感染者番号838)と同じ病院で働いている女性看護師です。
838例目の濃厚接触者とされたこの女性看護師(感染者番号852)は、1月10日、838例目と三回一緒に仕事をしたことがあり、そのうち1時間ぐらい一緒に仕事をしたことがあります。そのときに感染したと見られています。
852例目は、1月11日にウイルス検査を受けましたが、陰性でした。しかし、1月14日に咳などの症状があって15日に医者に見てもらって再度ウイルス検査を受け、16日に感染が確認されました。
対策本部は、今回の感染例を病院でのクラスター(集団感染)と定義しています。
現在、852例目が15日に行ったクリニックの医師と看護師が隔離され、クリニック受付2人、薬局の薬剤師に自主健康管理が、北部病院の看護師27人とMP4人から5人に14日間の居家検疫(自宅待機)が求められました。
838例目と852例目が働く病棟の関係者はすべて隔離対象となっています。対策本部は、今回の感染を院内集団感染(クラスター)と判断したため、かつてこの病棟で仕事をしたことのある医師22人は、すべて21日まで自宅隔離しなければなりません。