11日から台湾を襲来している寒波の影響により、台湾中部・合歓山では同日未明2時から5時まで雪が降り、午前9時ごろに霰が降りました。珍しい雪景色を楽しむよう、月曜日にもかかわらず、わざわざ休みを取って見に来た観光客もいます。
台湾南部の高雄市から来たという観光客は、「今日は雪が降ると聞いて、昨日の夜に合歓山にきた」と話しました。台湾最南端、屏東県から来た観光客は「うれしい。来た甲斐があった」と笑いました。
標高3275メートルの武嶺では1センチから2センチの積雪が観測され、展望台の階段も厚い雪に覆われていました。
観光客は積雪を利用して、雪だるまを作りました。ベトナムからの観光客は、「雪を見るは初めてだ」と話しました。
頂上へ登ろうとする登山者もいましたが、厚い積雪を見て、あきらめたということです。登山者は、「南投県の麻平暮山に登ろうとしたけど、雨が降ってここにきた」と話しました。
また、雪は思わぬ不便をきたしました。武嶺の公衆トイレでは、水道管の水が凍結し、断水になりました。
武嶺に向かう車は、タイヤチェーンを取り付けたにもかかわらず滑ってしまい、危うく通行人にぶつかりました。救援しに来た車も、タイヤの空回りが発生。さらにある車のゴム製タイヤチェーンがブレーキパネルに巻き込まれ立ち往生になり、一時渋滞になりました。
台湾唯一の雪かき車は、路面の積雪を除去するため、稼動し続けています。
なかなか見られない雪で多くの人々はしゃいでいますが、警察はタイヤチェーンの装着と路面の凍結に気をつけるよう呼びかけています。
(編集:曽輿婷/王淑卿)