ラクトパミン残留豚肉の輸入が解禁されたことから、台湾の飲食チェーンが相次いで、使用する豚肉を、輸入品から台湾産に切り替えています。これは、消費者の間で、ラクトパミンが残留した豚肉を 食べることへの拒否感が強いためです。
業界では、こうした動きによって台湾産豚肉の需要が増加し、値上げが避けられなくなると予測しています。しかし、台湾産豚肉に切り替える飲食業者は、コストが増加するため値上げを実施したいものの、売上に影響することを懸念して、値上げに踏み切れないところが多いようです。
ラクトパミン残留豚肉の輸入解禁を受けて、王品、瓦城、漢来美食、八方雲集、豆府などのレストランチェーン、それにホテルのレストランなどが、政府の規定に従って使用している豚肉の原産地を表示しています。
現在、飲食業ではラクトパミンを使用していない輸入豚肉を一部で使用していますが、大部分の業者は、ラクトパミン残留豚肉の輸入解禁によって消費者の間に生まれた不安を解消するためには、全面的に台湾産豚肉を使う必要があると考えており、これまで輸入豚肉を使用していた業者も、台湾産豚肉に切り替えています。
しかし、台湾産豚肉の生産量は限られており、すでに値上げの声が伝えられています。現在のところ、飲食チェーンは値上げの予定はありませんが、将来的に値上げは避けられないと見られています。