蔡英文・総統が1日午前、「2021年新年談話」を発表しました。蔡・総統は談話の中で、グローパル戦略の角度から見れば、台湾はますます重要な地位を占めるようになっている。台湾海峡両岸関係の安定は、もはや両岸だけ(台湾と中国大陸)が注目する議題ではなくなっている。インド太平洋地域の安定にかかわる議題と世界的に注目を集めている議題にもなっている。特に過去一年、対岸の軍用機と軍艦は、台湾の周辺海域で頻繁に活動しており、これは両岸関係に影響を与えると共に、さらにインド太平洋地域の現在の平和と安定にも脅威をもたらすと指摘しました。
蔡・総統はさらに、両岸関係(中国大陸との関係)について、「軽率に行動を行わず、原則をちゃんと守る」と強調、「北京当局が対立を解消し、両岸関係を改善しようとする意欲があれば、対等と尊厳が守られる原則の下、我が方では有意義な対話を行うことを共に実現する用意がある」と述べ、台湾海峡両岸の人民がコロナ禍後、正常な交流を再開することが出来るよう期待を寄せました。
蔡・総統は、「新型コロナウイルスのパンデミックが効果的に制御することが出来れば、両岸の人民は次第に正常で秩序のある交流を再開し、相互理解を深め、誤解を解消することが出来るよう期待している。両岸事務の処理について私の一貫した原則は、共に討論し、方法を見出して、実務的な態度で問題を解決することだ」と述べました。
蔡・総統は、特に英語を使って全世界の人々に対して、「世界各国と共に新型コロナウイルスのパンデミックがもたらした様々な挑戦を迎え撃つことが出来、『Taiwan can help(台湾がお手伝いできます)』ことを再三証明することが出来て非常に光栄に思う」と喜びました。蔡・総統は、台湾は国際社会における善良なパワーだ。現在、未来にかかわらず、国際社会にとって欠かせない一員だ」と強調しました。
2020年全世界が新型コロナウイルス感染症に苦しんでいた際、台湾の人々は通常の生活を送ることが出来ました。蔡・総統は、これについて、これは、専門家を信頼し、互いを信頼して一致団結してウイルスと戦った結果だと述べ、防疫対策、救済策、経済振興策に協力したすべての人に感謝しました。
台湾の経済について、蔡・総統は、「台湾は2020年も経済成長を成し遂げた。台北株式市場の平均株価指数も史上最高を更新し、最も困難な段階を乗り越えた。今年経済において依然として挑戦に満ちているが、台湾にはそれを楽観視する理由がある」と意気込みました。
蔡・総統は、2021年の最も重要な責務は、みなが通常通りに生活できるようにし、全世界の経済回復と共に前進することだ。これこそが政府の最重要課題だと強調しました。