12月31日は、台湾が新型コロナウイルス感染症に対して予防対策を取ってから1年です。台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部、中央感染状況指揮センターが30日に記者会見を開き、ここ1年間、台湾の防疫経験を紹介する30分のドキュメンタリー動画を公開しました。動画には、台湾がコロナへの迅速的な対応、水際対策の実施、医療資源と防疫物資の整備、さらに指揮センターによる定例記者会見の開催などの過程を紹介しています。
中央感染状況指揮センターの指揮官を兼務する、衛生福利部の陳時中・部長を始めとした防疫チームや、行政院の蘇貞昌・院長が記者会見に出席しました。
蘇貞昌・行政院長は、「台湾の防疫成果が中国大陸より優れているのは、中国大陸が横暴な手段を取るのに対して、民主と自由を主張する台湾は情報を公開しているからだ。この動画を見て、ますますこの国の一員であることを誇りに思っている。この百年間で最も強力な感染症に見舞われてから、台湾人、そして台湾という国家の凄さがわかった」と述べました。
中央感染状況指揮センターの指揮官を兼務する、衛生福利部の陳時中・部長は、「新型コロナウイルス感染症との戦いは、確かに簡単ではない。知らないことが多すぎたからだ。それはウイルスでも、人情でも、世界情勢でも、台湾の状況でもそうだ。毎日違う状況に対応している。蔡英文・総統と蘇貞昌・行政院長のリードのおかげで、私たちはここまで歩いてこられた。ウイルスとの戦争はまだまだ続いているが、私たちは、すべてを乗り越える自信がある。台湾の人民とともに、この戦争を勝ち抜いていく」と意気込みました。
そのほか、コロナの第一線で戦っている防疫チームのメンバーたちが、ドキュメンタリー動画の中で、心境を述べました。
疾病管制署の周志浩・署長は、「ウイルスには休日がないから、これは24時間年中無休の戦争だ」と話しました。
衛生福利部の薛瑞元・次長は、「防疫の成敗は、科学技術と心理的な要因に関係している。失敗する主な理由は、心理的な問題にある」と説明しました。
新型コロナウイルス感染症は、まだまだ収束の見込みが立ちませんが、蘇貞昌・行政院長は一致団結して、コロナと対抗するよう呼びかけています。
(編集:曽輿婷/王淑卿)