台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染情況指揮センター」の陳時中・指揮官は30日に開かれた定例記者会見で、イギリスで感染が広がっている新型コロナウイルスの変異種は、台湾でも初めて発見されたと明らかにしました。台湾初の新型コロナ変異種感染者は27日、イギリスから帰国した、熱のあった10代の男児です。この旅客機の乗客のうち、3人から陽性反応が出ました。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が深刻さを増しており、イギリスの変異種が相次いで世界各国で確認されていることから、陳時中・指揮官は30日、水際対策をさらに強化するとし、来年(2021年)1月1日零時(出発地の時間)から外国人の入国を制限し、海外からの渡航者の台湾での乗り継ぎも禁止すると発表しました。しかし、わが国における居留証(在留許可)を持つ外国人、外交公務証明を持つ外国人、台湾人の外国人配偶者(中国大陸、香港、マカオ出身者も含む)とその未成年の子女、ビジネス契約履行証明を持つ外国人、多国籍企業の人事異動などは対象外です。
この制限策は、来年元旦から一ヶ月実施します。その後、感染状況を見て調整するということです。
なお、入国者を対象に実施されている「居家検疫(自宅待機、自宅隔離)」も来年1月15日からさらに厳しくなります。来年1月15日零時から、入国者は、関連規定に基づいて飛行機に搭乗する前3営業日以内のPCR検査の陰性証明を呈示する必要があるほか、入国後、14日間の隔離を行う隔離先に関する証明書も提出しなければなりません。
来年1月15日零時より海外からの入国者は、原則として全て集中隔離施設、または検疫旅館・検疫ホテルに入居しなければなりません。しかし、「居家検疫(自宅隔離)」を選ぶことも可能、「居家検疫」を選ぶ場合、1人一室のルールを守らなければならないほか、誓約書の提出が義務付けられます。