台湾の科学業界の最高栄誉、「行政院傑出科技貢献奨」の授賞式が25日、行政院の大ホールで行われ、蘇貞昌・行政院長は受賞者3人に賞を授与しました。今年の受賞者は、「高精度磁気位置フィードバックシステム」の開発者、宋震國氏、台湾のアヒルの品種改良、疾病予防と現代化の餌やり技術の向上に取り組んでいる劉秀洲氏、そして農作物の健康状態を保つ、環境に優しい商品と関連技術の研究開発を進んでいる、黄振文氏です。
行政院の蘇貞昌・院長は3人に感謝を述べ、「台湾人がそれぞれのポジションにおいて能力を活かしているおかげで、台湾は世界的に注目、そして評価され、世界に貢献をもたらすことができた」と話しました。
蘇・院長は、「長年の苦労を重ねて、黙々と研究を続け、社会に貢献した皆は、成果を挙げただけではなく、若い学生たちへの伝承を通して、台湾の科学技術の実力を高めた。台湾は全世界において、土地は広くなく、人口も多くないにも関わらず、一角を占めることができたのは、国民の皆様が各分野で努力しているおかげだ」と述べました。
なお、立法院が24日、ラクトパミンが残留したアメリカ産豚肉と、生後30ヶ月のアメリカ牛肉の輸入解禁に関する9つの行政命令に同意したことについて、蘇貞昌・行政院長は、これは台米関係にとって重要な一歩だと話しました。
蘇・院長は、「他国との貿易をメインとしている台湾にとって、アメリカとの貿易関係と戦略的な関係は非常に重要だ。この一歩を越えたら、台湾は世界へ踏み出すことができる上、より大きな経済と貿易の実力とチャンスを創出することもできる」と説明しました。
蘇貞昌・行政院長は、「政府は輸入した豚肉に対して、ロットごとの検査、表示の明確化など、厳格な対策を講じる。国内3300ヶ所の学校の給食は、すべて国産の食材を使うよう契約を更新した」と強調しました。
また、各地方自治体における自治条例が、政府の行政命令と抵触していることに関して、行政院は法律に従い、主管機関の権力を行使して詳しい事情を理解してから対策を発表するということです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)