4月12日以降253日連続で域内感染が報告されていない台湾では、22日に台湾での感染が確認された症例が報告されました。先ごろ感染が確認されたニュージーランド人パイロット(感染確定例累計番号765)の女性の友人(30代)です。
この女性(累計771人目)は、台湾の大手パソコンメーカー、クアンタ・コンピュータ (廣達電腦)の職員です。咳、鼻づまりなどの症状があるものの、抗体検査の結果は陰性でした。しかし、real time RT-PCR検査(PCR検査)におけるthreshold cycle(Ct)値は24で、感染が確認されました。
Ct値は特異遺伝子が陽性となるまでのサイクル数になります。Ct値が低い陽性検体は遺伝子数が多い(感染性が高い)、逆にCt値が高い結果は遺伝子数が少ない(感染性が低い)ことを意味します。
日本感染症学会が10月12日に発表したところによりますと、発症直後のCt値の平均は20前後と低い値で、陽性になっていますが(つまりウィルス量が多い)、発症後ウィルス量が減少していくに従い、Ct値も徐々に高くなり、発症9日目にはCt値の平均は約30.1と上昇、Ct値はウィルス量と相関していることが明らかにされています。