台湾南部・嘉義のあるカメラマンが先ごろ、嘉義県にある台湾最大の貯水量を誇る曽文ダムの様子をドローンで撮影したところ、広い範囲でダムの底が見え、さらには青々とした草が生えていて、まるで草原のようになっていた。その様子をフェイスブックにアップすると、ネットを見た市民からは、天然のゴルフ場だという声が上がった。台湾のダムのリアルタイム貯水量情報資料によると、曽文ダムの現在の貯水率はわずか22.44%。同様に水不足となっている北西部・苗栗県の明徳ダムの貯水率はわずか16.5%。このような状況から、中央災害応変センターは、来年一期作は灌漑を停止することを決定した。
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台湾南部・嘉義のあるカメラマンが撮影した台湾最大の貯水量を誇る曽文ダムの現在の様子がネットで話題となっています。
映像では、広い範囲でダムの底が見え、さらには青々とした草が生えていて、まるで草原のようになっています。
呂竑毅・カメラマン:「昨日、仕事でこの場所に行ったときに見に行くと、水がなく草が生えていた。その時、ドローンを飛ばして水のない状況を撮らなくてはと思い立った。」
この映像を見た市民からは嘆きの声も聞かれました。
陳さん:「まるで広いゴルフ場みたい。ダムの底が乾いてこのようになってしまっているなんて悲しい」
台湾のダムのリアルタイム貯水量情報によると、台湾最大貯水量の曽文ダムは貯水容量7億800万立方メートル、満水面積は1,714ヘクタール、満水時の水位は230メートルですが、現在の水位は203.52メートルにまで下がり、貯水率はわずか22.4%と既に赤信号が灯っています。
北部・桃園市の石門ダムは、現在の貯水率はまだ61.8%あるものの、北西部・苗栗県の明徳ダムの貯水率は16.5%と、同様に赤信号が灯っています。このように台湾の現在の水不足はいまだ深刻です。
南エリア水資源局の鄒漢貴・副局長:「我々もエリアの調整支援を始める。嘉南エリアに来年6月まで水の供給を確保することができるように。」
曽文ダムは南部の農業用水を供給する主要なダムであることから、今後の灌漑用水の不足が続くことと稲作への影響を避けるため、中央災害応変センターは来年の一期作の灌漑を停止することを決めました。また、市民に節水を励行し、共に渇水期を乗り越えるよう呼びかけています。
(編集:中野理絵/王淑卿)