台湾の在来線、台湾鉄道宜蘭線の瑞芳駅から猴硐駅までの区間で連日の豪雨により土砂災害が発生し、不通となり、台湾鉄道は運行再開に向けて復旧工事を進めています。
ところで、台湾鉄道によりますと、土砂の斜面から湧き出る湧水が多いため、工事が予想以上に時間がかかり、普段は20分から25分かかる作業が、2倍の50分以上かかることとなりました。土砂は全部1万立方メートルありますが、猴硐と瑞芳から同時に除去作業を行ったら、1日あたり2000立方メートルの土砂を除去できると予測されていましたが、湧水の影響で、わずか1500立方メートルしか除去できないということです。
対策として、台湾鉄道宜蘭段の李建勲・段長は、「抽出ポンプを使い、湧水を基隆河に流す」と説明しました。
行政院の蘇貞昌・院長と交通部の林佳龍・部長が7日午前、工事の進捗状況を視察し、排水した湧水をそのまま基隆河に流すことを指示しました。また、台湾鉄道は除去の障害となる電柱を取り除いたり、ダンプカーを派遣させ、臨時的な土砂の溜まり場を確保したりして、13日を目処に運行再開できるよう目指しているということです。
林佳龍・交通部長は、「1週間以内に運行再開できるよう目指している」と話しました。
台湾鉄道台北駅の涂維庭・駅長は、台北から宜蘭、花蓮、台東までの旅客に高速バスを利用するよう推奨しています。
この土砂災害は、6日までは、74列車、8600人に影響をきたしました。
(編集:曽輿婷/王淑卿)