台湾の石油元売り最大手、台湾中油(略称:中油)が17年をかけて、アフリカ中部のチャド共和国で掘り出された15トンの原油を乗せたタンカーが台湾南部・高雄の大林製油所に到着し、12月1日には祝賀式典が行われました。
これらの原油は全部で95万バレル。1バレルはおよそ50ガロンです。これは台湾中油が採掘した初めての原油です。
台湾中油は2006年1月に、海外の石油及び投資会社のアフリカ子会社の名義でチャド政府から3ヶ所の鉱山の探査権を取得しました。チャドに飛び立った160人のスタッフは、飲食や飲水、衛生環境に恵まれない状況の中で、ようやく2010年に経済的開発価値のある油田を発見。2017年7月にチャドの大統領より開発生産の許可を取得し、国際的な鉱山の経営者として、原油の採掘作業に取り組みました。
台湾中油の張瑞宗・広報担当によりますと、台湾中油は国内の需要と国際的情勢に応じて、原油の採掘作業を調整します。
これからはこの成功モデルを他の地域に導入し、より多くの原油の採掘に成功できるよう期待しているということです。
台湾中油の張瑞宗・広報担当は、「最大目標は、やはりこの成功モデルを、海外にある、他の経済的価値のある鉱山に導入し、台湾の石油の安定供給に貢献すること」と説明しました。
原油を台湾に運ぶには、手続きが煩雑で、コストも高いですが、台湾が海外で初めて採掘に成功した原油なので、台湾のエネルギー開発のために新たな一ページを切り開きました。
(編集:曽輿婷/王淑卿)