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台湾産サツマイモで育てた「 台灣憨吉牛」登場、食感は和牛にも匹敵

  • 25 November, 2020
  • 中野理繪
台湾産サツマイモで育てた「 台灣憨吉牛」登場、食感は和牛にも匹敵
台湾産サツマイモで育てた「台灣憨吉牛(台湾サツマイモ牛)」が誕生。日本の和牛にも匹敵する味で、台湾産牛肉の市場シェアを引き上げたいとしている。(写真:CNA)

台湾では国産牛肉の割合は非常に少なく、国内の牛肉市場の95%が国外からの輸入が市場を満たしている。国産牛肉がその市場に割って入るには品質で勝負するしかない。そこで農業委員会のプロジェクトのサポートを受け研究開発を行い、台湾産サツマイモとプロバイオティクス(善玉菌)を加えた餌で育てた「台灣憨吉牛(台湾サツマイモ牛)」が誕生したと正式発表を行った。食感はアメリカ産牛肉の最高級「プライム級」にも達し、日本の和牛にも匹敵する。消費者は台湾のレストランチェーン店で味わうことができるほか、牛肉専売店で買うことができるようになる予定だ。

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台湾では毎年20万トンのサツマイモを生産していますが、うち2割は規格外品です。これらの規格外品を肥料として農地に返すことになるのは非常にもったいないことです。台湾で生産されたすべてのサツマイモを利用するために、行政院農業委員会と財団法人農業科学研究院、嘉義大学、そして農業委員会の畜産試験所などが協力。3年をかけて研究開発を行い、規格外の台湾のサツマイモとバイオテック会社が研究開発したプロバイオティクス(善玉菌)を25%から30%加えた濃縮した飼料に入れ替えたところ、柔らかな肉質の牛が誕生しました。霜の降り具合(サシ)もアメリカ産牛肉の「チョイス級」以上で、部位によっては「プライム級」の、正真正銘「台灣憨吉牛(台湾サツマイモ牛)」です。

農業委員会の黃金城・副主任委員

「日本の和牛や他の特別な牛肉とも違う。飼育の過程が大きく関係している。我々はこのサツマイモを食べさせた。サツマイモを食べて育った牛の肉は霜の降り方が違う。アメリカ産はコーンを、オーストラリア産とニュージーランド産は牧草を食べていて、それとも霜の降り方が違う。牛肉の価格や味に大きな違いがある。」

自身も飼育農家である台湾肉牛発展協会の蘇念城・理事長も、サツマイモとプロバイオティクス(善玉菌)を加えた餌で育った「台灣憨吉牛(台湾サツマイモ牛)」は、食欲もよく、農家も期待をしている。牛肉の品質も日本の和牛の口当たりに匹敵するとしています。

台湾肉牛発展協会の蘇念城・理事長

「台湾牛肉の品質を上げることで、外国産牛肉の市場シェアを奪うしかない。5%しかない台湾産牛肉の市場シェアをいかにして6%、7%に上げるか。価格面で勝負しようとしたら、絶対に負ける。ならば肉質を引き上げるしかない。日本の和牛と比べてば価格は高くないが、品質は負けないとなれば、価格で勝負できる。」

「台灣憨吉牛(台湾サツマイモ牛)」は現在すでに市場に出ており、台湾の有名レストランチェーンにて提供されています。消費者へは今後、スーパーや牛肉専売店で購入することができるようになる見込みです。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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